Introduction

逃れようのない巨大な“悪”の罠にはまった美しき男と女たち。その恐るべき“法則”を操る黒幕とは誰なのか。衝撃の真実に触れたとき、あなた自身も“悪”の虜になる

すべての始まりは、“カウンセラー”と呼ばれる若く有能な弁護士がちょっとした出来心で裏社会のビジネスに手を染めたことだった。美しいフィアンセとの輝かしい未来を夢見たその欲望は、周囲のセレブリティたちを否応なく危険な事態に巻き込み、彼らの虚飾に満ちた日常を揺るがしていく。しかし彼らは、まだ気づいていなかった。自分たちがこの世の闇に渦巻く“悪の法則”に魅入られ、もはや逃れようのない戦慄の罠に絡め取られてしまったことに……。 キャメロン・ディアス、ブラッド・ピット、マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム。最高級の実力と人気を兼ね備えた、世界の映画界を牽引するスーパースターたちの豪華競演が実現した『悪の法則』は、このうえなくセンセーショナルな謎と驚きに満ちた心理サスペンスである。眩い陽差しと漆黒の夜が鮮烈なコントラストを成すアメリカ南西部を舞台に、登場人物の偶然と運命、罪と罰、そして生と死が濃密なスリルとともに交錯していく物語は先読みを一切許さない。 広大な草原にしなやかな身を躍らせ、俊敏かつ獰猛に獲物をハンティングするチーターのイメージが鮮烈なインパクトを放つ本作は、ミステリアスなクライム・ストーリーの背後で虎視眈々と牙を研ぐ狩人の影をちらつかせながら、想像を絶するエンディングへと観る者を誘っていく。恐るべき“悪の法則”を意のままに操り、登場人物たちを破滅へと導く黒幕とは何者なのか。最後に明かされるあまりにも衝撃的な真実に触れたとき、あなたは抗う術もなく“悪の魅惑”の虜になってしまうに違いない。

キャメロン・ディアス、ブラッド・ピット―至高の豪華アンサンブル・キャストが危ういまでにスキャンダラスに、息をのむほどセクシュアルに、観る者を挑発してやまない魅惑の心理サスペンス

キャメロン・ディアスとペネロペ・クルスが女の魔性と純真を体現し、ブラッド・ピット、マイケル・ファスベンダー、ハビエル・バルデムが男の切なさや愚かさを滲ませる。従来のイメージを根底から覆す異色のキャラクターに挑んだスター俳優たちが、あらゆる観客を大胆に挑発するセクシュアルな魅力を披露。そんなオールスター・キャストの至高のアンサンブルは、まぎれもなく2013年のハリウッド最大の“事件”であり、妖しい胸騒ぎを呼び起こす“スキャンダル”にほかならない。しかも、この5つのキャラクターには誰もが目を疑うほどのショッキングな行く末が運命づけられており、ハリウッド・エンターテインメントの既成概念を打ち砕く驚愕の瞬間がいくつも用意されている。 監督は『エイリアン』『ブレードランナー』でSF映画史上に金字塔を打ち立て、『テルマ&ルイーズ』『グラディエーター』『ブラック・ホーク・ダウン』でアカデミー監督賞に三度ノミネートされたリドリー・スコット。アーティスティックに研ぎ澄まされた映像美学で名高い現代最高の巨匠が、豪華キャストの新たな一面を引き出しながら、ただならぬ殺気と官能が匂い立つヴィジュアル・ワールドを構築した。 さらにスコット監督とオールスター5人による空前のコラボレーションの呼び水となったオリジナル脚本の作者は、現代アメリカ文学の大家コーマック・マッカーシーである。ピューリッツァー賞作家にして、アカデミー賞4部門に輝いた傑作『ノーカントリー』の原作者でもあるマッカーシーが、いかなる社会の闇、人間の光と影をあぶり出すのか。そこにもまた、世界中を震撼させるであろう“悪の法則”が密やかに息づいている。

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