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Introduction

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大ヒット作
『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』
今、華やかな第二章が幕を開ける──

人生を豊かに変えるヒントがさらにアップグレード!
ユーモアと優しさに溢れた感動作!!

  神秘の国インドの高級リゾートホテルでエレガントな時を──そんな謳い文句に惹かれてイギリスからやって来た男女7人が、新たな一歩を踏み出すまでを描いた『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』。世界各国でスーパーヒットを記録し、批評家からも絶賛され、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞の作品賞にノミネートされた。そして今、さらにドラマティックにもっと豪華に、装いを一新した第二章が、幕を開ける!

  様々な事情で5人になった男女は、高級ホテルになる“予定”のボロホテルを今ではすっかり気に入っていた。そんな彼らに、新たな選択が待ち受ける。イヴリンは才能を生かせるビジネスチャンスを手にするが、互いに好意を抱くダグラスとの関係を前に進める勇気はなかった。宿泊客から共同マネージャーとなって大活躍のミュリエルは皆を見守っていたが、実は誰にも言えない秘密を抱えていた。一方、若きオーナーのソニーはホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、次々と問題を起こしてしまう。そんな時、謎めいた客がやって来る──

  迷える人々をインドの太陽が励ます。人生はいつでも変えられるし、いくつになってもやり直せると。「〈今〉こそが最高の時」と胸を張れる、毎日を豊かに生きるヒントが、前作よりアップグレードされた感動作が誕生した。

『恋におちたシェイクスピア』の名匠のもと実現した
イギリスが誇る名優たちと、リチャード・ギアの夢の競演!

  マリーゴールド・ホテルの愛すべき人々が帰って来た。79歳にしてやり甲斐のある仕事を任されるイヴリンには、7度のアカデミー賞®ノミネートを誇り、『恋におちたシェイクスピア』で受賞したジュディ・デンチ。デイムの称号を与えられた、イギリスの宝だ。歳を重ねて増々チャーミングな存在感で、社会に出たイヴリンが他者との触れ合いの中で自信を得て、新たなドアを開いていく姿を味わい深く演じた。ミュリエルには、大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」等で知られ、アカデミー賞®ノミネート6度のうち2度受賞したマギー・スミス。相変わらずの小気味よいほど鋭い毒舌の一方で、人生の先輩としてソニーを導く姿は観る者の胸を熱くする。

  また、イヴリンに想いを寄せるダグラスを『ラブ・アクチュアリー』で英国アカデミー賞に輝いたビル・ナイが、若きオーナーのソニーを『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテルが続投。

  そして、新たな客には、前作を「素晴らしかった」と絶賛するハリウッドのトップスター、リチャード・ギアが選ばれた。

  監督は前作に続き、アカデミー賞®作品賞を含む7部門を受賞した『恋におちたシェイクスピア』の名匠ジョン・マッデン。本作でも、インドでの大々的なロケが敢行された。マリーゴールド・ホテルを“再演”するのは、王宮を改装したエキゾチックなホテル、ラウラ・ケンプール。色とりどりのサリーや鮮やかな花やフルーツが溢れる露店の脇をトラックや象が行きかう、パワフルなエネルギーをくれる街、ジャイプールも健在だ。さらに、壮麗な宮殿、情熱的なボリウッドダンスや、1週間も続くという贅を尽くしたウェディングパーティなど、人生を変える国インドの魅力により深く迫っている。

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Story

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新館オープンの資金のために遥々アメリカへ──

  マリーゴールド・ホテルの若きオーナー、ソニー(デヴ・パテル)は、初めてのアメリカ出張に浮足立っていた。恋人スナイナ(テーナ・デサイー)との結婚を控え、ホテルは満室状態で経営は順調。新館をオープンするために、投資会社の社長タイ・バーリー(デヴィッド・ストラザーン)に融資を持ち掛けようというのだ。何とか気に入られようと焦るソニーとは逆に、宿泊客から共同マネージャーに転身したミュリエル(マギー・スミス)は、ティーバッグと生ぬるいお湯を出され、こんな物は紅茶ではないと熱弁をふるう。だが、バーリーはそんな率直なミュリエルを気に入り、ソニーの話にも耳を傾ける。しかし、最終決定は、身分を伏せた鑑定人による評価に委ねられるのだった。

イギリスから訪れた男女の今──

  ホテルのオープン時にイギリスからやって来た男女7人は、とある事情から5人になっていた。今ではすっかりボロホテルでの暮らしを楽しんでいる彼らだが、なかでも充実した日々を送っているのは、イヴリン(ジュディ・デンチ)だ。不定期の生地の買い付けの仕事が本採用になり、責任者に抜擢されたのだ。一方で、互いに好意を寄せ合っているダグラス(ビル・ナイ)との関係は以前のままだ。イヴリンには前へ進む勇気がなかったし、ダグラスは観光ガイドの仕事も満足にできない自分に自信が持てずにいた。

  あとの二人、ノーマン(ロナルド・ピックアップ)とマッジ(セリア・イムリー)は、経営を任された外国人クラブの不振と恋愛問題を抱えていた。

鑑定人登場──!?ホテルに波乱が吹き荒れる!

  ソニーが帰国すると、予約なしの客が訪れる。彼が「ガイ・チェンバース」と名乗るのを聞いて、バーリーが「ガイを送る」と言っていたのを思い出したソニーは、ガイ(リチャード・ギア)を鑑定人だと決めつける。

  ところが、ソニーが新館に改装しようと思っていたシュプリーム・クオリティ・ホテルが売れてしまう。購入したのは、スナイナの兄の親友のクシャルだった……。

  一方、ムンバイへの出張旅行へ旅立つイヴリン。その夜、娘に会いにこの街に来るダグラスと落ち合うはずだったが、ホテルを黙ってチェックアウトしてしまう……

  ミュリエルに助けを求めるソニー。だが、「自分を憐れまず、自分で解決しなさい」と厳しく叱られる。しかし、そのミュリエルも誰にも言えない秘密を抱えていた……

  鑑定人は誰なのか、マリーゴールド・ホテルの未来は? 今、ソニーの結婚式に向けて、それぞれの選択が始まる──

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ジュディ・デンチ(イヴリン・グリーンスレイド)

ジュディ・デンチ

(イヴリン・グリーンスレイド)

1934年、イギリス、ヨーク生まれ。舞台と映画の両方で数多くの受賞を果たし、アカデミー賞®を1度、英国アカデミー賞を10度、ローレンス・オリビエ賞は記録となる6度受賞している。1988年には男性の”ナイト”に相当するDBE(大英帝国勲章二等勲爵士“デイム”)、2005年には名誉勲位を授与される。さらに2011年には、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞し、日本に招かれた。

007シリーズの“M”役で世界的に知られ、『007 スカイフォール』(12)は7本目で最後の出演となった。その他の印象的な役には、英国アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞、アカデミー賞®にノミネートされた『Queen Victoria 至上の恋』(97)のヴィクトリア女王役、アカデミー賞®、英国アカデミー賞を受賞した『恋におちたシェイクスピア』(98)のエリザベス1世役がある。

他に5本の映画でアカデミー賞®にノミネートされている。『ショコラ』(00)、『アイリス』(01)、『ヘンダーソン夫人の贈り物』(05)、『あるスキャンダルの覚え書き』(06)、『あなたを抱きしめる日まで』(14)である。

マギー・スミス(ミュリエル・ドネリー)

マギー・スミス

(ミュリエル・ドネリー)

1934年、イギリス、エセックス生まれ。舞台、映画、TVで広範で多彩なキャリアを築き、50本以上の映画に出演、イギリスで最も著名な女優の一人として高く評価されている。1990年に大英帝国勲章第2位、2014年に名誉勲爵士の叙勲を受ける。

英国アカデミー賞も受賞した『ミス・ブロディの青春』(68)と『カリフォルニア・スイート』(78)で、アカデミー賞®を2度受賞している。他に英国アカデミー賞を受賞した作品には、『最強最後の晩餐』(84未)、『眺めのいい部屋』(86)、『The Lonely Passion of Judith Hearne』(87)、『ムッソリーニとお茶を』(98)がある。また、『ゴスフォード・パーク』(01)では、アカデミー賞®、英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。

2001年から始まった『ハリー・ポッター』シリーズでは、2011年の完結編まで魔法の教師ミネルバ・マクゴナガルを演じ、若い世代にも人気を得る。TVシリーズ「ダウントン・アビー」(10~15)の先代グランサム伯爵未亡人バイオレット役でも絶賛され、エミー賞に2度輝く。

ビル・ナイ(ダグラス・エインズリ-)

ビル・ナイ

(ダグラス・エインズリ-)

1949年、イギリス、サリー生まれ。舞台でキャリアをスタートし、1970年代からTVシリーズでも活躍、その後、映画へも進出し、『ラブ・アクチュアリー』(03)で高く評価され、英国アカデミー賞を受賞する。また、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(06)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(07)では触手のある海賊の船長デイヴィ・ジョーンズ役を怪演する。さらに、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(10)のルーファス・スクリムジョール役でも知られる。

その他の出演作は、『ナイロビの蜂』(05)、『ワルキューレ』(08)、『パイレーツ・ロック』(09)、『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』(13)など。

デヴ・パテル(ソニー・カプ-)

デヴ・パテル

(ソニー・カプ-)

1990年、イギリス、ロンドン生まれ。アカデミー賞®作品賞を受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』(08)で一躍注目を浴びて演技を絶賛され、放送映画批評家協会賞で若手俳優賞を受賞し、英国アカデミー賞にノミネートされる。その他の出演作は、M・ナイト・シャマラン監督の『エアベンダー』(10)、ヒュー・ジャックマン共演の『チャッピー』(15)など。

リチャード・ギア(ガイ・チェンバース)

リチャード・ギア

(ガイ・チェンバース)

1949年、アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ。『天国の日々』(78)で注目され、『愛と青春の旅だち』(82)で高い人気を得る。さらに、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『プリティ・ウーマン』(90)が全世界で大ヒットを記録、スターの座を獲得する。その後も『シカゴ』(02)でゴールデン・グローブ賞を受賞するなど、ハリウッドのトップに君臨し続けている。その他の出演作は、『真実の行方』(96)、『運命の女』(02)、『Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?』(04)、『アイム・ノット・ゼア』(07)、『HACHI 約束の犬』(08)、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』(12)など。

セリア・イムリー(マッジ・ハードキャッスル)

セリア・イムリー

(マッジ・ハードキャッスル)

1952年、イギリス、サリー生まれ。ロバート・デ・ニーロ共演の『フランケンシュタイン』(94)、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(99)、『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)、『カレンダー・ガールズ』(03)、『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』(04)、『ウインブルドン』(04)、ピアース・ブロスナン共演の『ラブ・パンチ』(13)など多彩な作品で幅広い役を演じる。

ペネロープ・ウィルトン(ジーン・エインズリー)

ペネロープ・ウィルトン

(ジーン・エインズリー)

1946年、イギリス、ノース・ヨークシャー生まれ。1970年代初めより舞台に出演、その後、映画やTVシリーズに活躍の場を広げ、TVシリーズ「ダウントン・アビー」(10~15)でも注目される。主な出演作は、TVシリーズ「床下の小さな住人たち」(92)、『アイリス』(01)、『カレンダー・ガールズ』(03)、『ショーン・オブ・ザ・デッド』(04未)、『マッチポイント』(05)など。

ロナルド・ピックアップ(ノーマン・カズンズ)

ロナルド・ピックアップ

(ノーマン・カズンズ)

1940年、イギリス、チェスター生まれ。ロンドンの王立演劇学校で学び、卒業後は舞台を中心に活躍し、数々の賞に輝く。映画出演作は、『ジャッカルの日』(73)、『マーラー』(74)『39階段』(78未)、『ニジンスキー』(79)、『哀愁のエレーニ』(85)、『ユアン少年と小さな英雄』(05)、『ミッション』(86)、『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』(10)など。

テーナ・デサイー(スナイナ)

テーナ・デサイー

(スナイナ)

モデルとして100本を超えるCMに出演、インド国内で高い人気を得る。2011年には、『Yeh Faasley』で長編映画デビューを果たす。その後、『Sahi Dhandhe Galat Bande』(11)に主演する。続く『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(11)でサニーの恋人スナイナを演じ、初めて国際的な映画に進出し、海外からも注目されている。

リレット・デュベイ(カプー夫人)

リレット・デュベイ

(カプー夫人)

1954年、インド生まれ。映画と舞台で活躍するインドの有名な俳優で、監督でもある。自身が経営するプライムタイム・シアター・カンパニーの芸術監督を25年近く続け、彼女の舞台作品は世界各国で上演され、絶賛されている。40本以上の長編映画に出演し、TV番組「By Invitation Only」では26本のエピソードで司会を務めた。映画出演作は、『モンスーン・ウェディング』(01)、『たとえ明日が来なくても』(03)など。

ダイアナ・ハードキャッスル(キャロル・パー)

ダイアナ・ハードキャッスル

(キャロル・パー)

ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどの舞台を中心に活躍している。映画とTVシリーズの主な出演作は、「戦火燃ゆる時」(87)、「ローズマリー&タイム」(03~04)、スカーレット・ヨハンソン共演の『理想の女(ひと)』(04)、カナダのジェミニ賞を受賞した「ケネディ家の人びと」(11)、『パーフェクト・プラン』(13)など。

デヴィッド・ストラザーン(タイ・バーリー)

デヴィッド・ストラザーン

(タイ・バーリー)

1949年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。『グッドナイト&グッドラック』(05)で絶賛され、ヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞し、アカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞、インディペンデント・スピリット賞にノミネートされる。その他の出演作はインディペンデント・スピリット賞を受賞した『希望の街』(91)、『L.A.コンフィデンシャル』(97)、『テンペスト』(10)、『リンカーン』(12)、『GODZILLA ゴジラ』(14)など。

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ジョン・マッデン(監督/ストーリー/製作総指揮)

ジョン・マッデン

(監督/ストーリー/製作総指揮)

1949年、イギリス、ポーツマス生まれ。シェークスピア・カンパニーの芸術監督としてキャリアをスタートする。ジュディ・デンチ主演の『Queen Victoria 至上の恋』(97)がアカデミー賞®2部門、英国アカデミー賞の作品賞を含む8部門でノミネートされ、その名を世界に知られる。続くグウィネス・パルトロー主演の『恋におちたシェイクスピア』(98)が、アカデミー賞®作品賞を含む7部門、ゴールデン・グローブ賞3部門、英国アカデミー賞3部門を受賞し、名匠と称えられる。

前作『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(11)は、2012年に最もヒットしたインディペンデント映画となり、ゴールデン・グローブ賞の作品賞と女優賞、英国アカデミー賞英国作品賞にノミネートされた。

オル・パーカー

(脚本/ストーリー)

1969年、イギリス、ロンドン生まれ。 デボラ・モガーの小説を元にオリジナル脚本を手掛けた『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(11)に続いて、再びマッデン監督とタッグを組んだ。監督としても活躍し、ジェニー・ダウンハムの小説を自ら脚色した『17歳のエンディングノート』(12)にはダコタ・ファニングが主演し、話題を呼んだ。

グレアム・ブロードベント
ピート・チャーニン

(製作)

2005年、ブループリント・ピクチャーズを設立。『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(11)を、ジョン・マッデン監督、脚本家のオル・パーカーと共に製作、2012年の最もヒットしたインディペンデント映画となり、アメリカ国内で4700万ドル、全世界の興行成績は1億4000万ドルをあげた。その他の製作作品は、『17歳のエンディングノート』(12)、『セブン・サイコパス』(12)など。

ベン・スミサード

(撮影監督)

500本以上のコマーシャル、100本以上のミュージック・ビデオを撮影している。ジュディ・デンチ主演のTVシリーズ「クランフォード」(07~10)の美しい映像で注目され、エミー賞を受賞。映画では、トム・フーパー監督の『くたばれ!ユナイテッド -サッカー万歳!-』(09未)、マイケル・ウインターボトム監督の『スティーヴとロブのグルメトリップ』(10未)、サイモン・カーティス監督の『マリリン 7日間の恋』(11)などがある。

マーティン・チャイルズ

(プロダクション・デザイナー)

1970年代、建築家として経験を積み、BBCのデザイン部に入社。ジョン・マッデンの『恋におちたシェイクスピア』(98)でアカデミー賞®最優秀美術監督賞/セット装飾を受賞。『クイルズ』(00)でも2001年度アカデミー賞®美術賞にノミネートされた。

また、美術監督組合賞の最優秀プロダクション・デザインに一度ノミネートされたほか、『Queen Victoria 至上の恋』(97)、『恋におちたシェイクスピア』、『クイルズ』、TV映画「パレーズ・エンド」(12)で英国アカデミー賞プロダクション・デザイン賞に4回ノミネートされている。2002年、プロダクション・デザイナーとして映画界への貢献に対し大英帝国最優秀勲章の叙勲を受ける。

ヴィクトリア・ボイデル

(編集)

キャリアの初期段階では、多数のイギリスのTVシリーズを編集、英国アカデミー賞にノミネートされる。その他、TV映画「マキシマム・ボルケーノ」(06)、レベッカ・ホール主演の『アウェイクニング』(11)、ティム・ロス主演の『ブロークン』(12未)、ベン・ウィショー、シャーロット・ランプリング主演のTVシリーズ「London Spy」(15)などを手掛ける。

ルイーズ・スターンスワード

(衣装デザイナー)

『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(11)に続いて担当。その他の作品は、『ハイシーズン』(87)、ベルナルド・ベルトルッチ監督の『魅せられて』(96)と『ドリーマーズ』(03)、『迷宮のレンブラント』(97)、『コーンウォールの森へ』(98)、『ウインブルドン』(04)、『ミルク』(08)、英国アカデミー賞にノミネートされた『ファクトリー・ウーマン』(10未)、『ハミングバード』(12)など。

トーマス・ニューマン

(音楽)

1955年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。イェール大学卒業。現代最高峰の映画音楽作曲家として広く支持されている。50本以上の映画とTVシリーズの作曲を手掛け、アカデミー賞®に12度ノミネートされ、グラミー賞を3度受賞している。主な作品は、『ショーシャンクの空に』(94)、『アメリカン・ビューティー』(99)、『ロード・トゥ・パーディション』(02)、 『ファインディング・ニモ』(03)、『さらば、ベルリン』(06)、『ウォーリー』(08)、『007 スカイフォール』(12)、『ウォルト・ディズニーの約束』(13)、『ジャッジ 裁かれる判事』(14)、『007 スペクター』(15)、『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)など。

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Production Notes

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  • 記録破りの大ヒットとなった第1作

  • オリジナル・チームの監督と脚本家が再タッグ

  • 映画の成功のカギを握る主要キャスティング

  • 重要な登場人物としてのマリーゴールド・ホテル

  • 一大イベントであるインドの結婚式

  • キャスト全員が参加した本物のボリウッド・ダンス

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記録破りの大ヒットとなった第1作

  2012年、7人の英国人のグループが、インドのホテルへと観客を誘った映画『マリーゴード・ホテルで会いましょう』。何の共通点もない彼らの大胆な冒険が観客を驚かせ、その世代を代表する最高の役者たちの演技が感動を呼び、世界各国で大ヒットを記録した。

  未亡人になったばかりのイヴリン役を演じたジュディ・デンチは当時を振り返り、「どれだけ多くの人たちが、第1作の話をしに私のところへ来たか、驚くばかりよ」と語る。また、ダグラス役に扮したビル・ナイも、「良い映画になるとは思っていたが、あれほどヒットするとは想像していなかった」と感慨深げに語る。

  プロデューサーのグレアム・ブロードベントは、「第1作が幅広く楽しんでもらえたのは、ユーモアを交えた感情に訴えるストーリーだったからだ」と分析する。

オリジナル・チームの監督と脚本家が再タッグ

  第1作に負けない続編を製作する方法は、ただ一つしかなかった。登場人物たちを誰よりも理解している脚本家のオル・パーカーと、ジョン・マッデン監督のオリジナル・チームを再集結させるのだ。二人が第2作について話し合うと、アイディアはすぐまとまった。ソニーとスナイナが結婚することは、第1作のラストではっきりしていたので、大々的なインドの結婚式を、新作をまとめる1本の糸にすることに決めたのだ。

  マッデンが説明する。「典型的なインドの結婚式の準備の様子を、全編に織り込むべきだと考えた。結婚式は人生を振り返るきっかけになる。今回は登場人物の人生を、もっと奥まで見せているから、第1作よりも深いストーリーになっている。また、第2作では家族を描いている。別の国の文化に同化しようという気持ちを持った人々が集まってできた型破りな家族だ。」

映画の成功のカギを握る主要キャスティング

  ブロードベントは、すぐにキャストを集め始め、脚本が完成するずっと前に承諾の返事を手にしたと語る。「皆が最初から乗り気だったのは、マッデンと役者たちが良い関係を築いていたおかげだ。その後、脚本を彼らに渡すと、あっという間に全員が揃った。」

ジュディ・デンチ

  イヴリン役のジュディ・デンチは、第2作の脚本を読んですっかり引き戻されたと語る。「オルとジョンは様々な形で皆の話を非常に手際よく紡ぎ合わせたわ。喜びに溢れたストーリーで、驚きもいたるところにあるのよ。」

  彼女はイヴリンとダグラスの間の微妙な関係を探求することも楽しんだと言う。「ビルとの撮影にかなりの時間をかけたわ。私たちはとても楽しんだの。今回も一緒にバイクに乗ったわ。彼はバイクの運転がとても上手なのよ。私は生きた心地がしなかったけれどね。」

  デンチは、再びインドに滞在できることを喜んだと振り返る。「また戻れるなんて、本当にラッキーよ。初めて行った時はすっかり夢中になったけれど、今回もまた同じ気持ちを味わったわ。」

マギー・スミス

  ミュリエル役を再演するマギー・スミスは、今回の最大のチャレンジは、彼女に負けずについていくことだったと言う。「第2作のミュリエルは、エネルギーに満ち溢れているの。私はこれほどのエネルギーは持ち合わせていないから、けっこう大変だったわ。」

  スミスは、マッデンともう一度仕事をするチャンスを特に喜んだ。彼がコミカルな部分と甘く切ない部分を、見事にバランスよく配置することに感動したと語る。「ジョンは私たちを一つにまとめてくれたわ。彼は満足するまでどこまでも追及するから、気が狂いそうになるけれどね。」

ビル・ナイ

  ビル・ナイは、新しい脚本でダグラスがどうなっているかに興味を引かれたと言う。「第1作の最後では、ダグラスとイヴリンの関係はどうなるかわからなかった。心は通じ合ったが、イヴリンはためらいを感じていたし、ダグラスは途方に暮れていた。彼はおそらく、最初に彼女が見せた親しさより、さらに多くを期待したんだと思う。」

  第1作で初めてインドへ旅したナイは、また戻りたいと切望していた。「何事も初めての時は、感覚に対する負荷が大きすぎると思う。だけど2度目は、少なくとも前よりは準備ができているから、物事を本質的に味わうことができるんだ。」

デヴ・パテル

  ソニー役に強い愛着を感じていたデヴ・パテルは、この役が復活するという噂を聞いてワクワクしたと振り返る。「ソニーはショーマンだけど、内心では不安を抱えている。そんなソニーに僕は、100%共感できる。」

  パテルは、インドの結婚式が未来の花婿に与えるプレッシャーがどんなものかよく分かっていた。「インドの結婚式には大量の儀式や準備が必要だ。彼はそれと自分のビジネスのバランスを上手くとろうとする。」

  また彼は、デンチとスミスとの2回目の共演を喜んだ。「前回は人生を一変させる経験だったし、今回もそうだ。二人ともオーラに包まれていて、何をしても一流なんだ。」

テーナ・デサイー

  ボリウッド・スターのテーナ・デサイーは、結婚式のシーンが特に楽しみだったと振り返る。「インドの結婚式は狂ったように長く、時には1週間も続くイベントなの。何百通りものやり方があって、一つも同じものはないわ。」

  また、インド出身のデサイーは、とても正確に母国を描いていることに驚いたと言う。「本当にインドらしい精神を捉えているのにはびっくりしたわ。第1作の最後にこういう台詞があった。“最後にはすべてうまくいく。もしうまくいかなかったら、それはまだ最後ではないから。”これは、人に希望を抱かせる言い方だわ。インドの映画は、まさにそういうものを描いているの。」

リチャード・ギア

  ホテルの住人に新しく誰を加えたら皆が喜ぶかと考えたブロードベントは、リチャード・ギアという答えに辿り着く。「リチャードは、ホテルにいる人々にロマンティックなスリルのようなものをもたらす人物だ」とマッデンが説明する。

  ギアは、この映画への招待は抵抗し難い魅力だったと語る。「第1作は素晴らしかった。滅多にない映画だ。人間が抱える真のジレンマを描く作品は、どんどん減っているからね。第2作も脚本が見事だった。まるで、シェイクスピアの戯曲のようだ。インドで何かをやるのはいつでもうれしいし、マッデンとは前から組みたいと思っていた。その上、このキャストだからね。ジュディとマギーが映画界の特権階級であることは広く認められていることだ。二人はスクリーンでは魅力に溢れる人物だが、一人の人間という点では、意地悪なユーモア・センスを持っているよ!」

重要な登場人物としてのマリーゴールド・ホテル

  「マリーゴールド・ホテル自体が、一人の登場人物だ」とマッデンが指摘する。第1作に引き続き、“マリーゴールド・ホテル役”を務めたのは、王宮を改装した乗馬施設付きホテル、ラウラ・ケンプールである。湖をたたえた風光明媚なウダイプール地区の外れに位置する小村ケンプールにある。「あの建物は不思議な魅力に満ちている」とマッデンが説明する。「登場人物たちが滞在したくなるとすぐに信じられるような特別な何かを備えているんだ。」

  その他、ジャイ・シン2世が1700年代初めに丘の頂上に建てたジャイガー・フォートが撮影に使われた。プロダクション・デザイナーのマーティン・チャイルズは、整然とした庭園や、中国の万里の長城を思わせる長く続く壁などの驚異的な景色を強調し、そこに数個のセットを建てた。また、ダグラスが観光案内をするシーンには、王の記念碑<セノタフ・オブ・キングス>のドーム型のパビリオンと、ラージャスターン・スタイルの華麗な彫刻が特徴の王の火葬場が使われた。

一大イベントであるインドの結婚式

  デサイーは、なぜインドの結婚式がそれほど豪華なのか、準備のために1年かかることも珍しくない理由を説明する。「式は二つの家族が一緒になるためのもので、単に女性と男性が結婚するだけに留まらないからよ。決して、小さな個人的な行事ではないわ。あなたの人生で出会った人たちが全員、お祝いにやって来るの。この映画はそれをとても上手に捉えているわ。」

  本物にこだわったチャイルズは、地元のウェディング・プランナーを起用し、式に付き物のあらゆる装飾品を調達した。花婿が白馬に乗り、友人や家族と共に行進するマーチング・バンドや、ヒンドゥーの結婚式の中心である、花嫁と花婿が神聖な火の周りを7回まわり、誓いを立てるサート・フェレ(“7つの巡行”)なども忠実に再現された。

キャスト全員が参加した本物のボリウッド・ダンス

  インドの結婚式で花婿と花嫁がダンスを披露するのはごく普通のことだが、ドラマやロマンスの駆け引きの中で、突然、ショー・ナンバーが中心になるのはキャストにもスタッフにもスリルだった。

  『スラムドッグ$ミリオネア』を手掛けた振付師のロンギヌス・フェルナンデスが、このシークエンスの振付を担当した。彼は「ボリウッド・ダンスの特徴はただ一つ、楽しいというだけだ」と語る。「キャストは大いに喜び、情熱をもってダンスに取り組んでくれたから、私は仕事がやりやすかったよ。」

  ボリウッドのスター、デサイーは本作で初めてスクリーンでダンスを披露する。「私の初めてのスクリーンでのダンスが、英語の映画だったなんておもしろいわ。あのシーンは全部、ものすごく楽しかった。」

  残りのキャストをダンスにいきなり加えるというのは、マッデンの決断だった。「最後の最後に決まったことなの。ジョンが、皆が加わったら素敵だと言ってね」とデンチが説明する。「素晴らしかったわ。3つの動きを習ったんだけれど、皆で“犬のシャンプー”、“エア・ギター”、“飛行機”と名前を付けたのよ。」

  ビル・ナイが締めくくる。「結婚式のシークエンスは美しいフィナーレとなる。楽しくて気分が盛り上がるから、観客の皆さんを軽い足取りで家路につかせることになればいいと思っているよ。」

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『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第2章』へのコメント