INTRODUCTION
CLOSE
“時間とお金、どちらが大切か?”。『TIME/タイム』の撮影中、キャストとクルーの間では限りなくそんな議論が続けられた。ジャスティンにとって、このテーマは日々の生活にまで影響を及ぼしたという。「この作品は僕にとってこれまでになくやりがいのあるものだった。すべてが終わった後も、ずっとこの作品のテーマが頭を離れなかったよ。撮影を完了してから2、3週間経っても、ボディ・クロックを見ようと何度も自分の左腕をつい見てしまった(笑)。アンドリューの作り出した世界はそれほど鮮やかなものだったんだ」アマンダも語る。「セリフを言っている時に、何度も“時間”じゃなくて“お金”と言ってしまったの。アンドリューがカットと言って、『アマンダ、“お金”じゃなくて“時間”だよ!』って直してくれるまで、自分の間違いに気づかなかったわ(笑)」
プロデューサーのエリックは本作の魅力を次のように語る。「ストーリー、キャラクター、アクション、すべての点で楽しめる作品になったと思う。でもその後に、ちょっと距離をおいて、自分たちが今暮らしている世界についてこの作品が伝えているメッセージを考えてみることも出来るんだ」。アンドリューもその意見に同意する。「僕の希望としては、観客には多角的に『TIME/タイム』を楽しんでもらいたいね。スケールの大きなアクション・シーンを楽しむ人もいるだろうし、ウィルとシルビアのラブ・ストーリーを楽しむ人たちもいるだろう。でも、それと同時に本作にはいろんなアイデアが込められている。時間はたった1秒でもとても大切なものだ。それは、『TIME/タイム』の世界でも我々の住むこの世界でも全く同じことだからね」。